カブスのダルビッシュ有投手(31)が、投球間隔の短縮に取り組むことを明かした。キャンプ2日目の15日(日本時間16日)、初めてブルペン入りし、10分間で28球を投げた。

 大リーグ機構は試合時間短縮のために投球間隔に「20秒ルール」の導入を検討。平均約26秒のダルビッシュは「チームメートからすると(テンポが)速い方が評判がいい。自分のペースを崩すのもよくないですが、速く投げられる分にはいいですから」と理解を示した。二塁走者からのサイン伝達を防止のため、バッテリー間のサイン交換が複雑化しているものの、ルール導入となれば従うしかない。「みんながいい方向に行くのであれば、いろんなことを試してもいいと思います」と話した。(メサ=四竈衛)