エンゼルス大谷は、8日(日本時間9日)の本拠地でのアスレチックス戦でメジャー2度目の先発登板に向かう。

 打者では3試合連続で本塁打を放っており、投手として2勝目を手にすれば、投手で1勝、打者で3戦連発を記録した1930年のベーブ・ルースを超えることになる。試合前にブルペンで43球を投げ「いい試合が続いているので、その流れに乗って、しっかりと先発投手の役割を果たせるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

 相手は初登板初勝利と同じアスレチックス。前回はスプリットで5三振を奪い、速球とのコンビネーションで、失点した2回以外は無安打に抑えた。「前回の内容を踏まえて、どうするかしっかり考えながらいきたい。しっかりと対策して臨みたいなと思います」。7日(同8日)は打者での出場は休んで、投手としての本拠地初登板に向けた調整に専念する。

 「やっぱり投げてみないと正直わからないところの方が多い」とは言うが、背番号17が打席に立つ度に「オ・オ・タ・ニ」とコールした地元ファンは「二刀流」の快投に期待を膨らませている。