エンゼルスの大谷翔平投手が先発し、本拠地で初登板を果たした。6回1/3までは完全投球、7回を投げて、1安打無失点、1四球、12三振の内容で、今季2勝目(0敗)を挙げた。

 この勝利で大谷は、1916年にベーブ・ルースが初めて達成した、同シーズンに3試合連続本塁打と2桁三振を記録したメジャー史上3人目に。チームメートが大谷の球を打つ難しさをMLB公式サイトで語った。

 ザック・コザート内野手は「彼のスプリッターはストライクゾーンからストンと落ちる感じ。ほぼ毎回、ストライクに感じるけど、いつも違う。速球と同じように見えることが、打つのを難しくしている」と語った。

 また、捕手を務めたマーティン・マルドナドは「あの速球がなければ、彼のスプリッターでスイングしようと思う選手はいないだろう。速球を狙ったところに投げられる能力が、打者にプレッシャーを与えていると思う」と話した。