エンゼルスの大谷翔平投手は4月8日のアスレチックス戦以来の2桁三振だった。

 6試合で計32回2/3を投げて43三振となり、球団によるとデビューから6試合での球団記録を更新した。9回当たりの三振数を示す「奪三振率」は11・85と高水準だ。

 奪三振率は規定投球回数に達している投手ではシャーザー(ナショナルズ)の13・96が最高。ア・リーグの先発投手で最高はコール(アストロズ)の13・66で、次いで昨季に年間300奪三振を達成したセール(レッドソックス)が12・10。規定投球回数に達していない大谷は、無安打無得点試合を達成したパクストン(マリナーズ)に次いで4番目の数字となる。

 日本ハム時代の5年間の通算は10・34だった。