ダイヤモンドバックスのA・J・ポロック外野手(30)が左手の親指を骨折し、1−2カ月の離脱が見込まれている。

 ポロックは14日に行われたブルワーズ戦で9回、代打のタイラー・サラディノが放ったライナーをダイビングキャッチしようとして負傷。トレイ・ロブロ監督は15日、同選手のケガは、腱か靭帯が骨に付着している箇所の剥離骨折だとコメントした。

 ポロックは今季ここまで11本塁打を含む33打点で、打率2割9分3厘を誇っている。2015年にオールスターに選出されたが、それ以降は度重なるケガにより1シーズン112試合以上の出場はできていない。

 果敢なプレーで骨折したポロックだが、ロブロ監督は「我々は選手たちにどのチャレンジからも逃げるなと言っている。いい選手とはああいうプレーをするものだ」と、リスクを冒したことを責めなかった。マイク・ヘーゼンGMもあれこそがポロックのプレーだとし、骨折は不運だったと述べている。