16日にマーリンズパークで行われたマーリンズ対ドジャースの始球式で、サプライズが二重に仕掛けられ、投手を務めた女性がプロポーズを承諾する一幕があった。MLB公式サイトが報じた。

 マーリン・サンチェスさんはかつてマーリンズパークで国歌斉唱の役目を務めたことがあり、今回始球式で投球を依頼されたのもその縁かと、不思議に思わなかったという。

 マーリンさんの左に大きくそれた球を捕手が抑えたが、キャッチャーマスクを外すと何と彼女の恋人のラルフ・カブレラさん。カブレラさんはマウンドのマーリンさんに歩み寄ってひざまずき、「結婚してください」とプロポーズした。

 カブレラさんはズボンのポケットからボールの形をしたリングケースを取り出し、婚約指輪を掲げた。驚きで一瞬固まってしまったマーリンさんだが、イエスの返事をしたという。