カブスのアディソン・ラッセル内野手が、元妻メリサ・レイディさんへのドメスティックバイオレンス(DV)の疑いで出場登録を外れた。

レイディさんはラッセルと入籍中の昨年、約1年半にわたり夫に浮気をされていたと自身のインスタグラムに投稿。また、レイディさんの親しい友人とされる人物が、ラッセルが妻を殴っていたと訴える投稿をしていた。同投稿は後に消去されたがラッセルはこれらを否定し、レイディさんとは後に離婚した。

レイディさんは20日、数年にわたって物理的、精神的に虐待を受けていたことなどを詳しくブログに書き記して投稿。すると米大リーグ機構(MLB)はそれから12時間足らずで、2015年に同機構と選手会が合意したDVに関する規定により、ラッセルを登録外とする措置が取られた発表した。

ラッセルは選手会を介して、「これらの疑惑は完全に間違いだ。私は昨年、MLBにそのことを明確にしたし、カブスにも今日そのように改めて伝えた。公正な調査により、私の無実が証明されると確信している」との声明を出し、「子どもたちを守ることが一番なので、これ以上のコメントは控える」とも述べた。