ヤンキースがアスレチックスを7-2で下し、地区シリーズ進出を決めた。レッドソックスとの第1戦は5日(日本時間6日)に敵地ボストンで行われる。

初回に2番ジャッジの左翼への2ラン本塁打で先制し、6回にはクリーンアップの長打攻勢で4点を奪った。先発のセベリーノは4回まで無安打に抑える好投を見せ、5回無死一、二塁のピンチは2番手のベタンセスがしのぎ、3番手のロバートソンも好投して7回まで無失点。4番手のブリットンが8回に3番ローリーに2ラン本塁打を浴びて4点差となったが、直後に4番スタントンが左翼へ特大のソロ本塁打を運んでリードを広げ、9回は守護神チャプマンがピシャリと抑えて逃げきった。

救援で待機していた田中の登板機会はなかったが、「何もしてないけど勝ってうれしい。勝つ事がすべて。投手陣、野手陣がおのおのの仕事に徹した結果が勝利につながった」と笑顔。レッドソックスとの地区シリーズについては「マウンドに上がった時はしっかりと自分の仕事をしたい」と意気込んだ。