6日に行われたア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第2戦で、レッドソックスに6−2で快勝したヤンキース。この試合に先発し、5回3安打1失点4奪三振と好投した田中将大投手について、アーロン・ブーン監督と同僚が称賛のコメントを残している。MLB公式サイトが伝えた。

今ポストシーズン(PS)初勝利を挙げ、PS通算防御率をヤンキース史上1位の1・50とした田中。ブーン監督は「マサヒロは素晴らしかった。ストライクゾーンに球を集め、序盤から球種を織り交ぜ、制球もできており、非常に効果的な投球だった」と称賛した。

ブーン監督はさらに「レッドソックスは非常にいい仕事をしており、マサヒロがスプリットを投げている時でさえ、彼らは手強い。だが、あの5イニングは我々をいいポジションにつけてくれる力強いものだった」とも語った。

ゲーリー・サンチェス捕手は田中について問われると、「ボールを低めに集め、攻めの投球を行っていた。それが今夜の鍵だったと思う」と、田中の投球が勝利に貢献したとの見解を示している。