エンゼルス大谷翔平投手(24)が16日(日本時間17日)、14日(同15日)に発表されたメジャーの新ルールについて言及した。メジャーリーグ機構(MLB)とMLB選手会が同意した項目の中には二刀流の定義も記され、来季から適用となる。二刀流のルールについて、大谷は「僕に関してはプラスしかないかなと思っている。チームとして枠が1個空くので、そこは良いんじゃないかなと思います」と話した。

ベンチ入りメンバーに二刀流選手がいれば、野手として登録させながら、投手としても起用できる。つまり実質、投手の枠が1人増え、チームによってはアドバンテージとなる。ただ、二刀流選手で登録されるためには、シーズンで投球20イニング以上、野手で20試合の先発出場(1試合3打席以上)の条件を満たす必要がある。来季から明確にルール化されることとなるが、大谷は「そういうルールみたいなものが細かくできていくことは良いこと」と前向きに捉えた。

また、今後、二刀流に関する規定が「大谷ルール」と呼ばれる可能性があることについては「それは特に何もないです。何でもいいと思います」と淡々と話した。