マリナーズ菊池雄星投手がデビュー6戦目でメジャー初勝利を挙げた。

菊池のここまで5試合の登板内容は以下の通り。

◆菊池は3月21日、アスレチックス戦(東京ドーム)で米大リーグ初登板、初先発し4回2/3を投げ2失点で降板。初勝利はならなかった。8回の守備で退いたイチローに深々と頭を下げ「頑張って」と声をかけられると号泣。イチローの最後の試合となった。

◆29日のレッドソックス戦では強力打線を相手に6回3失点と好投も味方が9回に逆転され、メジャー初勝利は飾れなかった。マリナーズは30日、菊池の父・雄治さんが、59歳で死去したことを公表。菊池は球団を通じ、「残りのシーズンを父にささげたいと思っています」とコメントしていた。

◆4月5日ホワイトソックス戦は5回7安打6失点も勝利の権利が生まれたが、味方が逆転を許し菊池の初勝利がまたも消えた。

◆10日ロイヤルズ戦は6回3失点と力投し5-3とリードした状況で交代し、メジャー初勝利の権利を持ってマウンドを譲ったが、リリーフが打たれて白星は得られなかった。

◆15日インディアンス戦に先発し、6回5安打3失点。最速155キロをマークし、2試合連続3試合目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)をクリアしたものの、2点のリードを許して交代し、初黒星を喫した。