ヤンキース田中将大投手(30)とマリナーズ菊池雄星投手(27)が6日(日本時間7日)、ヤンキースタジアムで対面した。

全体練習前、互いにブルペン投球の準備を進める際、互いに駆け寄り、二塁後方で握手を交わした。同じパ・リーグ出身とはいえ、日本ではほとんど接点がなく、事実上の「初対面」。

メジャー6年目の先輩田中は「ああやって話したこと自体、今までなかったんじゃないですかね。いい感じやね、という話はしましたけど。(菊池の)前回登板も良かったですし『頑張ってね』と言いました」と、笑顔で話した。

一方、やや緊張気味だったルーキーの菊池は「テレビでいつも見ている方。大きいなという印象と本当に優しい方で、1度ごあいさつをしたくらいであまり面識がなかったんですけど、『いつでも何かあったら連絡してね』と言ってくださって、すごくうれしかったです」と、こちらも終始、笑みを浮かべていた。

ヤンキースとマリナーズの対決は、この日から4連戦。直接の投げ合いは実現せず、田中は7日(日本時間8日午前7時35分開始予定)、菊池は8日(同9日午前7時35分開始予定)に先発する予定。