ヤンキースの主砲ジャンカルロ・スタントン外野手(29)が負傷者リスト(IL)から復帰。「5番・右翼」でラインナップに名を連ね、3月31日以来となるメジャーでの試合に出場した。

左上腕二頭筋の負傷から肩の合併症を起こしていたスタントンは「長かった。実際よりも長く感じたよ」とコメント。「僕がいない間、チームメートのプレーは見ていて楽しかった。彼らに加わり、共に戦えるようになるのはいいことだ」と述べた。

ア・リーグ東地区首位のヤンキースは試合前の時点でレイズに1・5ゲーム差をつけており、20試合連続で本塁打を記録。15日にはア・リーグでトップの本塁打を放っているエドウィン・エンカーナシオン内野手をトレードで獲得したほか、強打者アーロン・ジャッジ外野手もけがから復帰間近となっており、ラインナップにさらに厚みが増す予定だ。

昨季打率2割6分6厘、38本塁打、100打点を記録したスタントンは「僕らはすでに強力な集団だったけど、そこにさらなる力が加わるよ」と笑みを浮かべ、復帰を喜んでいた。