メッツは20日、投手コーチのデーブ・エイランド氏とブルペンコーチのチャック・ヘルナンデス氏を解任し、フィル・リーガン氏を暫定投手コーチに、リッキー・ボーンズ氏を暫定ブルペンコーチに任命したことを発表した。

1995年にオリオールズを率いたリーガン氏は現在82歳。2009年から15年までメッツ傘下のマイナーチームで投手コーチを務め、16年からは投手コーディネーター補佐に就いていた。

メッツは20日の試合前の段階で35勝39敗としており、ナ・リーグ東地区4位。防御率はメジャー20位の4・67で、ブルペン勢の防御率はメジャー28位の5・38、6月1日からの数字は8・20となっていた。

ブロディー・バンワゲネンGMは、ブルペンのパフォーマンスには向上の余地があり、それが今回の人事の理由だとコメント。ミッキー・キャラウェイ監督は、リーガン氏のこれまでの仕事ぶりから、同氏が今回の職に最もふさわしい候補者だと感じたとし、「彼には野球と投球に対する情熱があり、選手たちも彼に親しみ、心から尊敬している」と述べている。