エンゼルス大谷翔平投手(25)は、3打数2安打1四球の結果だった。2試合連続のマルチ安打で、打率を3割3厘とした。

最速100マイル(約160・9キロ)を超える速球派右腕のコールに対し、第1打席は3ボール1ストライクから外角直球を見極め、四球を選んだ。前日、メジャー自己最長とした連続出塁を13試合に伸ばした。

3回2死一塁の第2打席はチェンジアップに反応し、うまくバットを合わせて中堅へ運んだが、マリズニクのダイビングキャッチに阻まれ、凡退。

第3打席は5回2死一塁、カウント2-2からのスライダーをコンパクトにスイングし、遊撃方向へのゴロを放った。右寄りに守備シフトを固めていたアストロズ内野陣の逆をつき、左前打でチャンスを広げた。コールとの対戦は2打数1安打1四球。通算では11打数3安打とした。

8回1死の第4打席は2番手スミスの初球シンカーをとらえ、中前へのクリーンヒット。この日4打席で3度、出塁した。

チームは先発のペーニャら投手陣が崩れ、ア・リーグ西地区首位のアストロズに大敗。連勝は5で止まった。