レッズのエウヘニオ・スアレス三塁手が4回に46号ソロ、6回には47号ソロをマーク。メッツのピート・アロンソ内野手に並ぶ本塁打数今季メジャー最多で、ベネズエラ出身選手としては1996年にアンドレス・ガララーガ氏の史上最多本塁打数に並ぶ快挙となった。MLB公式サイトが伝えている。

スアレスは「最高の気分だ。ベネズエラ人として、ビッグキャット(ガララーガ氏の愛称)の本塁打数に並ぶのは素晴らしい気分。ただただアメージングだよ。ガララーガがボールを打っているのを見て、自分ができるとは夢にも思わなかった。しかし、今日達成した。皆さんが想像する以上に特別なことだ」と喜びを語った。

さらにスアレスはほかにも史上最多記録を更新する可能性がある。あと本塁打を1本打てば、1980年にマイク・シュミット氏、2004年にエイドリアン・ベルトレ氏が記録した、ナ・リーグ三塁手による1シーズンの最多記録を塗り替える。また、52号に到達すれば、レッズで42年間守られてきたジョージ・フォスター氏の球団記録も更新し、三塁手としては2007年のアレックス・ロドリゲス氏を上回りメジャー最多となる。