2010年に殿堂入りを果たした元カージナルスの名将ホワイティ・ハーゾグ氏(87)が軽い脳卒中を起こし、休養していることが分かった。

ハーゾグ氏は16日にセントルイス郊外で行われたゴルフのチャリティートーナメントに参加した際に、脳卒中に見舞われたという。カージナルスは17日、同氏について「現在は休養しており、体調に問題はない」とコメントし、早期回復を願うと述べた。

「ホワイト・ラット(白ねずみ)」の愛称で親しまれたハーゾグ氏は、1980年から11年間、カージナルスの監督を務め、3度のナ・リーグ優勝を飾り、82年にはワールドシリーズを制覇。カージナルス、ロイヤルズ、レンジャーズ、エンゼルスを率いてメジャー18年の監督生活で1281勝1125敗を記録した。(AP)