メッツのジェフ・ウィルポン最高執行責任者(COO)は24日、1967年から78年まで同球団で活躍した左腕ジェリー・クーズマン氏の背番号36を永久欠番とすることを発表した。式典は来年に行われる予定。

メッツからはすでに右腕トム・シーバー氏の背番号41、捕手のマイク・ピアザ氏の背番号31が永久欠番となっており、選手としてはクーズマン氏で3人目。そのほか、元監督のケーシー・ステンゲル氏(背番号37)とギル・ホッジス氏(背番号14)も永久欠番となっている。

今年はメッツにとって、ワールドシリーズ初制覇から50年の節目だが、当時チームを牽引したのがシーバー氏とクーズマン氏の両投手。クーズマン氏はワールドシリーズで、当時本命とみなされていたオリオールズを相手に、第5戦では完投勝利を達成するなど、2勝を挙げた。

なお、メッツではミッキー・キャラウェイ監督が背番号36を着用していたが、番号の変更を快諾。24日のマーリンズ戦から26番に変更している。(AP)