アストロズのアレックス・ブレグマン内野手(25)が7回、リードを7点に広げる満塁弾を放った。

1死満塁、ナショナルズの3番手ロドニーの内角低めツーシームを捉え、左翼ポール際へ運んだ。6回に1点を返された直後の攻撃で、強烈な満塁弾。4万3889人、多くのナショナルズファンで満員となった球場は静まりかえった。

ブレグマンは1回にも先制適時打を放ち、この日3安打5打点。試合後の公式記録によれば、ワールドシリーズでの1試合5打点以上は史上25人目で、ア・リーグの打者では09年の松井秀喜(ヤンキース)以来10年ぶり。また、三塁手としては初の快挙となった。ブレグマンは「チームの勝ちに貢献して、シリーズを2勝2敗のタイにしたかった。(満塁弾で)追加点を入れられたのは、すごく大きかった」と打撃を振り返った。