ヤンキースがブレット・ガードナー外野手(36)との新契約について、交渉を開始したようだ。情報筋がMLB公式サイトのマーク・ファインサンド記者に語ったという。

2008年のメジャーデビュー以来、ヤンキース一筋で戦っているガードナーは、今季レギュラーシーズン141試合に出場し、打率2割5分1厘を記録。28本塁打、74打点、長打率5割3厘はいずれもキャリア最高の数字で、123安打のうち長打は61本を数えた。

トミー・ジョン手術の影響で来年6月までアーロン・ヒックス外野手を失うことになったヤンキースにとって、ガードナーとの再契約は左翼と中堅の守備で優秀な人材を確保することにつながる。また、ガードナー自身もヤンキース残留が優先事項との見解を示している。

ブライアン・キャッシュマンGMは先月「ガードナーについては、その能力に疑いの余地はないと思っている。中堅での守備も含め、攻守において素晴らしいシーズンを過ごした」とコメント。2020年に向けても「昨季、今季に彼が発揮したパフォーマンスを考えれば、疑問の余地はない」と語っていた。(AP)