ヤンキースの打撃コーディネーターを務めるディロン・ローソン氏は、女性としてはメジャーで初めて同球団のマイナー専任の巡回打撃コーチに抜擢されたレイチェル・バルコベックさん(32)について、「いい打撃コーチ」と述べている。米CBSスポーツが、ニューヨーク・タイムズ紙のリンジー・ベラ記者の話として伝えた。

ベラ記者によると、球団はバルコベックさんが運動科学の修士号を2つ持ち、マイナー球団での経験もあることなどが招へいの理由だと述べたとのこと。ローソン氏は同記者に対し、「レイチェルをこの役に選出するという決断は難しくなかった。彼女はいい打撃コーチであり、いいコーチである。以上だ」と話していた。

またカブスも、レイチェル・ホールデンさん(32)をルーキーリーグの4人目のコーチに起用した。メジャー傘下で専任の女性コーチ誕生は初めて。