アスレチックスの守護神ブレーク・トレイネン投手(31)が、まもなくフリーエージェント(FA)になる可能性が出てきた。「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者が報じたもので、MLB公式サイトが伝えている。

今月2日は、メジャー契約選手で来季契約を済ませていない選手に対し、球団側が契約する意思があることを示す(テンダー)期限。しかし、スラッサー記者によれば、アスレチックスはトレイネンに意思表示をしない方向で、同選手はノンテンダーFAとなる見込みだという。

2018年に防御率0・78という数字を記録し、ア・リーグの守護神として最高の成績を残したトレイネンだが、今季は4・91と悪化し、厳しいシーズンとなった。MLBネットワークのケン・ローゼンタール記者が11月29日に伝えたところによれば、複数の球団がトレイネンの獲得に関心を示しており、そのなかにヤンキースも含まれているとのこと。

スラッサー記者はまた、今季アスレチックスに加入したジュリクソン・プロファー内野手(26)もノンテンダーFA候補になっていると伝えている。アスレチックスはトレイネンかプロファーを2日の期限前にトレードで放出する可能性があるが、低い金額で両選手と再契約する可能性もある。