今季パドレスでプレーしたイアン・キンズラー内野手(37)が現役引退することが20日(日本時間21日)、球団から発表された。今後はパドレスで編成部門のアドバイザーを務める。

キンズラーは06年にレンジャーズでメジャーデビュー。通算1888試合に出場し1999安打、257本塁打、909打点、243盗塁をマーク。球宴に4度出場、二塁手としてゴールドグラブ賞を2度獲得した。18年は大谷翔平投手の所属するエンゼルスでもプレー。大谷が4月3日にメジャー初本塁打を放った際には、「サイレント・トリートメント」の仕掛け人の1人としてその場を盛り上げた。同年、シーズン途中にレッドソックスに移籍しワールドシリーズ制覇にも貢献した。

今季は87試合に出場。打率2割1分7厘、9本塁打、22打点だった。