アストロズがワールドシリーズ(WS)を制した2017年に、ビデオカメラを使って相手チームのサインを盗んでいたとされる問題で、カルロス・コレア内野手がコメントを発した。「CBSスポーツ」が伝えている。

コレアは4日に行われたサイン会で「ヒューストン・クロニクル」紙に対し、自身も米大リーグ機構から聞き取り調査を受けたと述べ、調査に協力すると発言。一方で、今回のスキャンダルによってWS制覇の偉業に傷が付くことはないと信じていると話した。

この問題は、17年までアストロズに所属したマイク・ファイアーズ投手(現アスレチックス)が告発したもので、コレアは同投手についてもコメントしている。

「彼は大人であり、したいことは何でもできる。ここは自由の国だ」と述べたコレアは、「ファイアーズのことは知っているから、驚いた。僕らはチームであり、絆で結ばれており、ともにワールドシリーズを制した仲間だからね」と、ファイアーズの証言にびっくりしたと発言。それでも「ここはアメリカ、自由の国だ。言いたいことは何だって言える」と、相手を尊重する姿勢を見せていた。