レッズと正式契約を交わした秋山翔吾外野手(31)の新本拠地シンシナティが、早くも歓迎ムードに包まれた。
入団会見を翌日に控えた7日(日本時間8日)、グレートアメリカン・ボールパーク内の大型ビジョンには、英語と日本語で「秋山翔吾選手 シンシナティレッズへようこそ!」と書かれたメッセージが映し出された。
◆シンシナティ・レッズ 19年シーズンは75勝87敗(ナ・リーグ中地区4位)。これまで世界一5度、リーグ優勝9度、ポストシーズン進出は15度。19年シーズンの総年俸1億3400万ドル(約147億円)は30球団中14位。本拠地はグレートアメリカンボールパーク(シンシナティ)。監督はデービッド・ベル(通算75勝87敗)が務める。前身のレッドストッキングスが1881年に発足し、その時代を含めると138年の歴史を誇る。1970年代にジョニー・ベンチ、トニー・ペレス、ピート・ローズらを擁した強力打線は「ビッグレッドマシン」と呼ばれ、ポストシーズン進出の常連だった。現在のチームには球宴6度選出の一塁手ボット、同3度選出の三塁手ムスタカス、今オフに来日し話題を集めた親日家の先発右腕バウアーがいる。