元NFLのクオーターバックで、メッツの傘下3Aに所属するティム・ティーボウ外野手(32)。フットボールへの復帰を促す声もあった同選手だが、あくまでメジャーデビューにこだわっているようだ。

アメリカンフットボール界では今年、NFL以外のリーグとしてXFLが復活。かつてNFLで輝かしい成績を残したティーボウは、そのXFLからフットボールへのカムバックを打診されたという。

これについてティーボウは16日、XFLが選手たちにチャンスを与えるという点が非常に気に入ったとしつつも「僕に関して言えば、これが自分のやりたいことで、追求したいこと」と野球に専念したいとコメント。「50歳になったら、もう野球には戻ってこれなくなる」と話した。

ティーボウは、2017年ミス・ユニバースのデミリー・ネル・ピーターズさんと1月20日に挙式し、モルディブでハネムーンを過ごしていたが、その間もトレーニングを行っていたようだ。同選手は「モルディブには野球用のケージはないけど、素晴らしいテニスコートがあってね」とテニスコートで軽く打撃練習をしたことを明かし、「(映画の)ロッキーのように、バチカンで階段を駆け上ったらかっこいいんじゃないかとも思ったけど、それはやらなかったよ」と笑顔でジョークを飛ばしていた。(AP)