レッドソックスが18日、ベテランのジョナサン・ルクロイ捕手(33)と、マイナー契約で合意に至った。契約には春季キャンプへの招待が含まれているという。MLB公式サイトは、情報筋が同サイトのマーク・ファインサンド記者に伝えたと報じている。

球団からの公式発表はまだないものの、これにより、レッドソックスで春季キャンプに参加する捕手の数は7人に。ロン・レネキー暫定監督は公式発表前なので、ルクロイについては話せないとしつつ、「その件については『層が厚い』と答えておきたい。捕手の層は非常に厚い」と話し、捕手が豊富にそろうのは良いこととの見方を示した。

これまで2度、オールスターに選出されているルクロイだが、ここ2年間は攻撃面で調子が落ちており、エンゼルスとカブスに所属した昨季は101試合出場で打率2割3分2厘、8本塁打、36打点という成績だった。

レッドソックスでは昨季、クリスチャン・バスケス捕手がキャリア最多の23本塁打を放つなど活躍。ルクロイは同捕手の控えを目指すことになるが、一番のライバルとなるのは、先月加入したケビン・プラウェッキー捕手だ。同選手は昨季インディアンスで59試合に出場し、打率2割2分2厘、3本塁打、17打点だった。