最後にメジャーで投げてから2年が経過した右腕バートロ・コローン投手が、24日に47歳の誕生日を迎えた。米CBSスポーツはコローンの功績を振り返るとともに、もう一度メジャーのマウンドに立ちたいと希望している同投手について、「行きたい場所は決まっている」と伝えている。

“ビッグ・セクシー”の愛称で親しまれるコローンは1997年にインディアンスでメジャーデビュー。エンゼルス時代の2005年にはリーグ最多の21勝を挙げてア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。メジャー21シーズンで11球団を渡り歩き、オールスター選出は4回。通算565試合に登板し247勝188敗と、ドミニカ共和国出身投手としては最多勝利を記録している。

コローンは2018年に所属していたレンジャーズで7勝12敗に終わり、それ以来メジャーでは投げていないが、引退する気はないようだ。先日、米ESPNのマーリー・リベラ記者に対し、もう一度メジャーの試合に登板したいと現役続行にこだわる様子を見せ、「自分でチームを選ぶことができるなら、メッツで引退したい。ニューヨークでキャリアを終えたいね」とコメントした。

2014年から16年まで在籍したメッツでは、素晴らしい仲間とスタッフ、最高のファンに恵まれたというコローン。同球団でラストを飾りたいという願いはかなうだろうか。