ロッキーズのチャーリー・ブラックモン外野手が、米大リーグ機構(MLB)の提案する唾吐き禁止規定に難色を示し、絶対にやってしまうと話したことが分かった。米人気雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」が伝えている。

MLBは先ごろ、今季メジャー開催に向け、新型コロナウイルスの感染を防ぐ手順として67ページにもおよぶ提案書を提出。シャワーや温浴・冷水浴設備の共有を禁じるほか、ハイタッチ、ハグ、指なめ、唾吐きなどの禁止を求めた。

ブラックモンはこうした提案について大方は賛成できるとし、文句を言うつもりはないと語る。だが、唾吐き禁止については「100%やってしまうと思う。プレーする上でそれが当たり前になっているんだ。噛みたばこやガムを噛んでいようとなかろうと、唾を吐く」と述べ、それを止めるのは難しいとの見解を示した。

これについてはブレーブスの右腕ジョシュ・トムリン投手も「唾吐きは無意識にやっているから」とコメント。噛みたばこを止めてニコチンパッチを貼ったとしても、唾吐きを防ぐことはできないだろうと話している。