フィリーズは傘下マイナーリーグ所属選手に対し、少なくとも6月末までの給与支払いを行うと決定した。米NBCスポーツ・フィラデルフィアが30日に報じた。

マイナー選手は4月と5月の2カ月に渡り週給400ドル(約4万4000円)の支払いを受けていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴ってことしのリーグ戦実施が不透明な情勢となるなか、今週、リーグ全体を通じて数百名のマイナー選手が解雇となっていた。

解雇となった選手のほとんどは、メジャー昇格の見込みが薄いと判断された選手だという。

今回大量の解雇が発生したのは、6月10日にMLBドラフトが実施されるため、各球団がドラフト指名選手との契約への準備を行っていることが大きな理由だと記事では指摘している。