エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今シーズン初の延長タイブレークで最初の二塁走者として登場した。

60試合の短縮シーズンとなった今季は、延長戦となれば無死二塁からイニングを再開させるルールが適用される。開幕シリーズで初の延長戦となり、9回2死満塁で空振り三振を喫し、イニング最後の打者だった大谷が10回無死の二塁走者となった。

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大谷が延長10回でメジャーでは初となるタイブレークの二塁走者になったことが、米メディアでも注目を浴びた。米ヤフースポーツは「エ軍スターが、史上初の“ゴーストランナー”として歴史をつくった」と伝え、USAトゥデー電子版は「延長の新ルールで初の走者になった大谷は、走塁ミスでアウトだった」と書いた。NBCスポーツ・カリフォルニアの公式ツイッターは、大谷が10回に入るときに走者になることに気付いて慌てた様子を動画で伝え、笑いを誘っていた。