ワールドシリーズに出場中のレイズ筒香嘉智外野手(28)が休養日の22日(日本時間23日)、オンライン会見に応対し、現在の心境などを語った。過去2試合は出場機会こそないものの「1年目でこの舞台に巡り合うことができたのは、非常に光栄だと思います」と、率直な思いを語った。

今ポストシーズンは、新人アロザレーナの台頭などもあり、プレー機会が限られ、ここまで13打数2安打。それでも、目まぐるしくオーダーが変わるレイズでは日替わりヒーローが活躍するなど、今後、筒香が大舞台で活躍する可能性は十分にある。「変な欲は持たないタイプなので(おいしいところを)持って行ってやろう、という感じはないですけど、あの舞台でいいプレーをするに越したことはないので、それに向けての準備は淡々としている状況です」と、笑顔交じりに意欲を口にした。

もっとも、世界一をかけた戦いだけに、あくまでも個人の成績は二の次。「個人とチームのことは別だと思っているので、そこは一緒にしてはいけないと思っています」と、あらためてチームの勝利最優先の姿勢を強調した。

なお、対戦成績1勝1敗で迎える第3戦は23日(同24日午前9時8分開始予定)、レイズがモートン、ドジャースがビューラーと両右腕の先発で行われる。