「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手（29）が、今季初の1試合2発＆4打数4安打3打点の活躍でシリーズ3連戦全勝のスイープに貢献した。
3点リードの8回無死、第4打席で左腕ミンターの初球、ど真ん中の直球を完璧に捉えた。打った瞬間に本塁打と分かる464フィート（約141メートル）の特大弾。中堅左へと運ぶ10号ソロで、貴重な追加点を挙げた。
この日の1本目は1回無死一塁、左腕フリードのカーブを捉え、中越えに先制2ランをマーク。1試合2発は今季初で、昨年7月27日のタイガース戦以来、約9カ月ぶりとなった。
左腕から放った左打者の141メートル特大弾について、ロバーツ監督は「彼は、我々が見たことなかったようなことを続けてやっている。真ん中のボールに対して、すごくいいスイングをした。集中しているし、打席の質がいいのが分かるだろう。フィールド全体に打球を飛ばして、逆方向へのヒットもあった。選球もよくなっている」と評価した。
ブレーブスを相手に3連戦で全勝のスイープに成功。プレーオフでライバルとなる可能性がある強豪球団を圧倒し、同監督は「投手陣がいいピッチングをしてくれれば、我々の攻撃力で勝てる。両方がかみあい、とてもいい仕事をしている」と目を細めた。
