マリナーズのスコット・サービス監督(53)が16日(日本時間17日)、菊池雄星投手(29)について、先発ローテーションの一角として来季の飛躍を期待した。

20年シーズンの菊池は9試合の先発で2勝4敗、防御率5・17。メジャー2年間では8勝15敗、防御率5・39と厳しい結果となっている。

オンラインで会見を行った同監督は「彼にとって(来季が)大きな年となることを楽しみにしている。ボールの質や球速、変化球も非常に良くなった。より安定したパフォーマンスができるよう、期待している」と話した。

ア・リーグ西地区3位でプレーオフ進出を逃した20年シーズン、チームは先発ローテーションを6人で回した。同監督は来季も同様の方針を示した上で「先発6人制は雄星にとって非常にプラスになると思う」と前向きに話した。