シーザー・ヘルナンデス内野手(30)が、インディアンスとの再契約に合意し、健康診断を残すのみとなっているようだ。MLB公式サイトが情報筋の話として26日に伝えている。

昨季インディアンスでプレーしたヘルナンデスはレギュラーシーズン58試合に出場し、打率はチーム2位の2割8分3厘。二塁打はア・リーグ最多の20を数え、ア・リーグのゴールドグラブ賞に選出されるなど、好成績を残した。

シーズン終了後にフリーエージェントとなったが、編成部門責任者のクリス・アントネッティ氏も10月に「シーザーは素晴らしい仕事をしてくれた。このチームにもクラブハウスの文化にも本当によくフィットしている」と語っており、再契約は既定路線と思われていた。だが、インディアンスが今月、トレードでアンドレス・ヒメネス、アメド・ロサリオ両内野手を手にしたことにより、ヘルナンデスの再契約は微妙な状況となっていた。

インディアンスは前述のトレードでフランシスコ・リンドア内野手を手放しており、新シーズンはヘルナンデスが先頭打者を務めることになると思われる。