エンゼルス大谷翔平投手(26)が、強烈なライナーで貴重な同点適時打を放った。

1点を追う7回2死三塁の第4打席、ブルージェイズ3番手の右腕ロマノの低めスライダーを捉え、打球速度113・8マイル(約183キロ)のライナーで同点打を右前に運んだ。6回に逆転された直後、2死からの貴重な一打で5-5に追いついた。

第3打席までは凡退。第1打席と第3打席はストリプリングの外角チェンジアップに空振り三振を喫した。第2打席では、そのチェンジアップを捉え、一直に倒れたが鋭い打球を放った。

大谷の一打で同点としたエンゼルスは今季初の延長戦に突入。11回、タイブレークで無死二塁から2死二、三塁となり、1番フレッチャーが2点適時打を放ち、競り勝った。大谷は6打席で5打数1安打。チームの粘り勝ちに貢献した。