エンゼルス・デクスター・ファウラー外野手(35)が、前十字靱帯(じんたい)の修復手術を受けることが決まり、今季絶望となった。11日、球団が公表した。

ファウラーは9日のブルージェイズ戦の2回、二塁を陥れようとした際に左膝を負傷。自力で歩くことができず、カートで運ばれ途中交代していた。当初は左膝捻挫かと思われたが、MRI検査の結果、靱帯断裂が判明。復帰まで6~9カ月となっている。

マドン監督は、ファウラーが抜けた右翼は「現時点ではロハスとレガレスが守るが、今後は他の選択肢も視野に入れる。ウォルシュを配置してアルバート(プホルス)を一塁で起用することもできる」と話した。

16年にオールスターに選出された経験を持つファウラーは昨オフにカブスからトレードで移籍。今季7試合で打率2割5分、0本塁打、1打点。今年が5年契約の最終年となっている。