エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季2度目の登板へ向けてステップアップした。右手中指のマメの影響で調整が遅れているが、14日(日本時間15日)のロイヤルズ戦前にブルペン投球を行った。球団によると、球数は23球で問題なく投球練習を終えた。

2日前にもブルペン入りし、軽めの投球でマメの状態の確認を行った。順調に回復しているが、次回の登板日は未定。他の先発陣は既に2~3度、登板しており、球数の面で大谷は足りていないとの指摘にマドン監督は「次の先発登板までにどれだけ思い切って投げられるかで、(登板時に)どれほど球数を投げられるかという判断がしやすくする。我々はそういうことも全て考慮している」と話した。ブルペン投球の強度や球数をクリアした上で、登板日を決めていく方針だ。

大谷は3月29日(同30日)のドジャース戦で右手中指のマメがむけて3回途中で降板。中5日で4月4日(同5日)のホワイトソックス戦に先発した。4回2/3で92球を投じたが、中指のマメが再発。先発ローテーションから一時的に外れ、調整が遅れている。