米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が開幕から2週間を振り返り、成功しているチームとそうではないチームを考察。大谷翔平投手が所属するエンゼルスは「1番の勝ち組」とし、同選手やマイク・トラウト外野手らの好調ぶりに注目した。

同メディアはエンゼルスがプレーオフも目指せる状況にあると述べ、「球団最高選手(トラウト)もすでにフル回転している」とコメント。12日時点で、同選手が打率3割9分4厘、出塁率5割4分5厘、長打率8割4分8厘、4本塁打とし、野球サイト「FanGraphs」によるWAR(選手の勝利への貢献度を示す指標)ではメジャー首位タイであることを理由に挙げた。

また、大谷が12日時点でチームトップの11打点を叩き出していることや、ジャレッド・ウォルシュ内野手がOPS+(得点力の大きさ)でチーム2位の成績を挙げていることにも触れ、ブルペン勢もマイク・マイヤーズ投手を筆頭に「驚くほど優秀」だと評価。

この状態を継続できるかという点については、「結局のところ、やはりローテーションがモノを言うことになる」とし、大谷選手の健康次第という点もあると指摘した。