アストロズの先発右腕ザック・グリンキー(37)が、試合中にエンゼルス大谷翔平投手(26)に言葉を投げかける場面があった。

7回に大谷が一ゴロに倒れた後、ベンチに戻ろうとした際にグリンキーが一声かけ、大谷も笑顔で応えた。

メジャー通算210勝を誇り09年サイ・ヤング賞、球宴選出6度、最優秀防御率2度など輝かしい実績を持つグリンキーだが、他人にあまり干渉せず自らの道を突き進む“奇人”として知られる。そんなグリンキーが話し掛けたとあって現地メディアも不思議に思ったようで、試合後の会見で何を話したのか問われると「今日は良いバッティングだったねと話しただけだよ」と、エールを送ったことを明かした。

大谷はグリンキー相手に第1打席で中前打、第3打席では先制二塁打を放ち4打数2安打。この試合までは通算6打数1安打と抑えられていた。