今季初の「3番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、起死回生の逆転2ランでチームの連敗ストップに貢献した。1点を追う9回2死一塁、レッドソックスの守護神バーンズの96・6マイル(約155・5キロ)の内角直球を捉え、右翼ポール際へメジャートップタイとなる12号2ラン。メジャーで9回以降に放った決勝弾は初で、土壇場で3番の仕事を果たした。試合後の大谷の一問一答は以下の通り。

-メジャーで今までで最も大きな意味を持つ本塁打

そうだと思いますね。

-どういう気持ちだった

自分では(打球を)見ていたので、切れないで欲しいな、残って欲しいなというだけでしたね。

-感情的には今までのホームランと比べて

すごい大きいと思いますね。今日負けるか、負けないかではだいぶ大きいですし、ウチとしてもリリーフのエースクラスを切ってる(起用している)ので、なんとか勝てたことは大きいかなと思いますね。

-チームにとっても大きいと思うが

昨日、一昨日と負けているので、負け方もそんなによくなかったですし、こういう試合を勝てるということは力あると思っているので、ここからいい波が来るように頑張りたいと思います。

-今季初の3番起用で何か違いはあったか

どっちにしろ、良さがあると思うので。(トラウトが)後ろにいることによっての良さもありますし、前で出塁してくれることによっての良さもあるので、どっちにしろ、後ろにレンドン選手もいますし、そんなにやることは変わらないかなと思ってます。

-打球がファウルにならなかった。バットのどの当たりで捉えた

真芯の、スピンの効いた打球ではなかったですけど、ちょっとタイミングというか返しが早かったので、フック気味の打球かなっていう感じですかね。

-バットの先の方だった

そこまで先ではないですけど当たり方がそういう感じかなと思います。

-ホームラン王争いをしている状況にいる

まだ10本ちょっとなので、期間もそんなにないですし、バッティングの感じもすごく絶好調という感じでもないので、やっぱり微調整を繰り返しながら、もっともっと上げていけるように頑張りたいなと思います。