MLBが3日(日本時間4日)、今年のオールスターファン投票を開始し、エンゼルス大谷翔平投手(26)がア・リーグDHの候補リスト15人に入った。1次投票は24日まで、MLB公式サイトなどで行われ、日本からでも投票できる。試合は7月13日(同14日)、コロラド州デンバーのロッキーズの本拠地クアーズフィールドで開催される。

大谷はメジャー1年目の18年、2年目の19年にもDH候補としてリスト入り。18年はベーブ・ルース以来の本格的二刀流の新人として注目を集め球宴出場が期待され、投票の途中経過までは上位に食い込んでいたが選ばれず。トミー・ジョン手術明けで打者に専念した19年も選出されず。オールスターが中止になった昨季を除き3季連続でDHでのノミネートとなり、二刀流の活躍で注目度が高まる今季は選出が期待される。選ばれれば日本の打者ではイチロー(マリナーズ)松井秀喜(ヤンキース)福留孝介(カブス)に続き4人目となる。

 

【MLB担当・斎藤庸裕記者の予想】

◎大谷

○マルティネス

▲メドーズ

DH部門のファン投票は大谷とレッドソックスのJ・D・マルティネスの一騎打ちとなりそうだ。大谷はメジャー1年目の18年、6月上旬まで投打の二刀流で活躍したが、右肘の故障でファン投票の期間に戦列を離れた。打者専念の19年は5月上旬からの出場で出遅れ、落選。今季は本塁打王争いに加わるなど開幕から好結果を残しているが、ファン投票期間のパフォーマンスも結果を左右する可能性がある。4月に比べて打率が落ち始めている状況で、球宴出場へアピールするためにも踏ん張り時だ。とはいえ、注目度の高さから本命は大谷。対抗でマルティネス、穴でレイズのメドーズらが候補に挙がる。

◆米オールスターの投票方法 1次投票は日本時間25日午前5時まで。投票は日本からもMLB公式ホームページの特設サイト(https://www.mlb.com/all-star/ballot)内などで手軽にできる。1メールアドレスにつき、24時間以内に5回まで投票可能。以降も24時間ごとに5回投票できる。両リーグの候補選手から各ポジションごとに1人(外野手は3人)を選び、生年月日、居住地の郵便番号、画像認証などの確認を経て投票を受け付ける。

2次投票に進む各ポジションの得票数上位3人(外野手は9人)は同28日午前1時に発表され、同選考のファン投票は同29日午前1時から7月2日午前3時まで。投票は同期間内に1回のみ。なお、1次投票の得票数は2次選考に持ち越されない。先発メンバーとなる各ポジション1位(外野は3位まで)は、同2日午前10時からスポーツ専門局ESPNで発表される。

先発投手5人、救援投手3人、各ポジションの控え選手は、監督、コーチを含む選手間投票により選出。またコミッショナー事務局選出もあり、全出場選手は同5日に発表される。

○…MLB公式サイトの球宴ファン投票の特集記事で、大谷がア・リーグのスタメンDHに選ばれた。同記事を執筆したウィル・リーチ記者が独自の基準で選出したもので「DH部門は近年まれに見る層の厚さだが、真面目な話、ここは大谷に投票するべきだ」とつづった。米CBSスポーツ電子版も同様の特集で、レッドソックスのマルティネスらが候補に挙がる中、大谷をスタメンに選んだ。

○…「2番DH」で出場したマリナーズ戦は、4打数無安打に終わった。左腕シェフィールドに対し、3打席連続で空振り三振。第4打席は3番手のセワルドの直球を捉えたが、中堅フェンス手前で失速した。なお、4日(日本時間5日)は投打のリアル二刀流で臨む見込みで、マドン監督が「そうなるだろう。彼も打ちたいと言っている」と明かした。今季5度目となる投打の同時出場で、4月26日以来の2勝目を目指す。