「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、第1打席で豪快な17号2ランを放った。1回無死一塁、左腕バビクと対戦。カウント2-2からの6球目、真ん中に入ってきたチェンジアップを捉えた。打球速度111・7マイル(約180キロ)、角度31度、飛距離はメジャー自己最長となる470フィート(約143メートル)。打った瞬間の完璧な当たりだった。

3試合ぶりの17号でメジャートップのブレーブス・アクーニャとブルージェイズ・ゲレロまで1本差。メジャー2年目の本塁打数18まであと1本とした。

第2打席は3回無死、バビクのカーブを捉え、右中間への二塁打を放った。打球速度は1打席目の本塁打を上回る112・6マイル(約181キロ)。弾丸ライナーで2打席連続の長打を放った。その後、4番スタッシの2ランで生還した。

第3打席は6点リードの4回2死、カウント2-2からの7球目、低めのチェンジアップに空振り三振を喫した。

第4打席は3番手の左腕ブレンツと対戦し、四球で出塁した。

この日は先制弾を含む3打数2安打2打点。打率は2割6分1厘となった。大谷の本塁打からチームは5発8得点で快勝。2連勝を飾った。