エンゼルス大谷翔平投手(26)が、2試合連続の19号ソロを含む4打数2安打1打点で打撃好調をキープした。第2打席で左腕アービンの初球スライダーを捉え、右翼へ追加点となるソロ本塁打。打球速度110・9マイル(約178・5キロ)、飛距離は435フィート(約133メートル)だった。直近の4本塁打は全て左腕からで、左投手から2試合連続で本塁打を放ったのはメジャーでは4年目で初となった。

5回先頭の第3打席では今季3度目のバント安打で出塁。その後、1死から今季10個目の盗塁を成功させ、19年以来2年ぶりの2ケタ盗塁をマークした。

4点先制したチームは6回に逆転され、ア・リーグ西地区首位のアスレチックスに3連敗を喫した。大谷の試合後の主な一問一答は以下の通り。

-左腕から2試合連続の本塁打

打撃の状態はまあまあいいかなと思いますね。ただ昨日の試合に関しては、最後(の本塁打)よりは、チャンスで打ちたかったなという感じかなと思います。

-6月から4本連続で左腕から本塁打。過去3年と比べて意識の違いは

元々そんなに苦手だなとは思ってはないので、独特の球というか身長の高いピッチャーも多いですし、そういうところで慣れが必要な部分は多少はあったのかなと思いますけど、数をこなしていくうちに、右(投手)もそうですけど、やっぱり慣れの部分は大きいのかなと思います。

-バント安打

ホームランの1点よりは確率が高いかなと思ったので。確実に出れるところですし、1点、まだ試合もどっちにいくか分からない状態だったので、先頭で出た方が有効かなと。

-登板が予定されている明日は投打で同時に出場するか。100%の観客動員の中での試合となる

チーム状況的に分からないので、けが人もいますし、どうなるのか今の時点で分からないんですけど、常に(投打で)行く準備はしたいなと思ってます。また満員で出来るのをすごく楽しみにしています。

-3連敗中のチーム状況での登板について

このカード以前は(6連勝で)いい流れで来ていたので、もう1回、ああいう流れを作れれば。まずはゲームをピッチャーとしてしっかり作れるように、頑張りたいなと思います。

-オールスター中間発表。DH部門で1位

有り難いなと。素晴らしいバッターがDHは多いので、その中でたくさん投票してもらったのはすごく有り難いと思います。