エンゼルス大谷翔平投手(26)が3勝目を懸け、今季10度目のマウンドに上がる。

スタメンが発表され、DH解除の「2番投手」で出場することが決まった。ここまで2勝1敗、47回1/3を投げて68奪三振、防御率2・85。チームは3連敗中で、今季初めて観客動員100%で行う本拠地最初の試合でもあり、より熱いファンの声援も投球を後押ししそうだ。

また打席でも好調を維持。16日アスレチックス戦では2戦連発の19号ソロを放っており、5月16~18日以来、今季2度目の3戦連発の期待も掛かる。

大谷と「投打」で対決するタイガースの先発投手は、新人右腕のマット・マニング(23)。この日が初昇格のメジャーデビュー戦となる。マニングはMLB公式の有望株ランキングで球団3位、メジャー全体でも18位の期待の若手。元NBA選手のリッチ・マニング氏(50)を父に持ち、身長198センチ、16年ドラフト1巡目全体9位で入団し、今季3Aでは1勝3敗、防護率8・07。15日の会見では大谷について聞かれ、「彼は彼の仕事をするだろう。僕はマウンドに立って、自分の仕事をするだけ」と話した。