メジャー本塁打王争いをリードするブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)が、オリオールズ戦で今季23号ソロを放ち、ア・リーグ2位のエンゼルス大谷翔平投手(26)との差を2に広げた。

1回1死無走者で、クレーメルの甘く入った初球の速球をたたき、バックスクリーンに飛び込む416フィート(約127メートル)の大きな一発。これで両リーグ単独トップに浮上し、同2位でナ・リーグ1位のパドレスのフェルナンド・タティス内野手(22)に1本差、大谷に2本差となった。両リーグ4位はアスレチックスのマット・オルソン内野手(27)で19本、5位はブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(23)ら3選手が18本で並んでいる。

試合は両チームで計9本塁打が飛び出す乱打戦。オリオールズの新人指名打者ライアン・マウントキャッスル(24)は3本塁打を放ち、球団では06年のマーケーキスに続く1試合3本塁打をマークした2人目の新人となった。