先ごろにカブスからトレードでジャイアンツに加入したばかりのクリス・ブライアント内野手が、2番三塁で先発出場。新天地デビュー戦でソロホームランを放ち、勝利に貢献した。

ブライアントは3回にルイス・ガルシア投手の2球目を左翼スタンドに運び、今季自身19本目のホームランを記録した。「めまいがするほど最高。クリスマスの朝のような気分だよ」と喜びを口にし、「最初のホームランというのは不思議な感覚。ベンチでチームとどんな風に祝えるのか分からないから、どうしたらいいかちょっと迷った」と話した。

ただ、新チームメートはブライアントの本塁打を予想していたようで、ダリン・ラフ一塁手は「もしホームランを打たなかったら、(カブスに)送り返そうと思っていたんだ。彼をチームに残すことができてよかったよ」とジョークを飛ばし、「チームが前進していく上で彼は非常に貴重な選手になるだろう」と語った。(AP)