「1番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、14試合ぶりとなる38号同点2ランを放った。2点ビハインドの3回1死一塁、右腕マノアのスライダーを捉え、中堅スタンドへ運んだ。「3番DH」で出場のライバル・ゲレロの前で3本差をつけた。

打球速度は105・6マイル(約170キロ)で、角度25度、飛距離は413フィート(約126メートル)だった。

打順「1番」での本塁打は、6月25日のレイズ戦、メジャーで自身初の先頭打者アーチをマークして以来、今季2度目。三塁打を放った前日のダブルヘッダー第2試合に続く2試合連続のトップバッターで、結果を残した。

今季、大谷は順調に投打で活躍。10日の試合終了時点で打撃成績は打率2割6分6厘、37本塁打、82打点、16盗塁。投手では6勝1敗、防御率2・93と安定した成績を残している。

12日(同13日)の4戦目は7勝目をかけ、今季17度目の先発マウンドに上がる。登板前日はルーティンの壁当てとキャッチボールを行い、ブルペン入り。立ち投げを含め、27球の投球練習で準備を整えた。