エンゼルス大谷翔平投手(27)が1日でOPSア・リーグ1位の座を奪い返し、メジャートップにも肉薄した。

第1打席に先頭打者アーチの41号ソロを放ち、その後も2四球を選んで計3出塁。OPSは前日25日の0・993から1・002まで上げ、本塁打王と打点王を争うライバルのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)が0・996と落としたことにより、三たび逆転した。

また、前日60日ぶり陥落した「1」の大台にも1日で戻した。両リーグトップはフェルナンド・タティス内野手(22=パドレス)だが、この日は4打数無安打で1・003と下げた。2人の差はわずか「0・001」となった。

◆OPS 出塁率+長打率で算出する指標で、打者の総合的な攻撃力を表す。チーム得点との相関が強く、計算も単純で、メジャーでは打率などと同等に扱われている。平均は0・710前後で、0・900以上で一流、1・000以上で超一流とされる。