「4番一塁」で出場しているパイレーツ筒香嘉智外野手(29)が、第1打席で先制適時打を放った。

1回1死一、二塁、今季12勝(6敗)を挙げている左腕マイリーと対戦。1ストライクからの2球目、真ん中に入ってきたカットボールを捉え、右前にクリーンヒット。先制点を挙げた。

1死一、三塁となり、続く5番スターリングスの打席でけん制球に引っかかり、一、二塁間でタッチアウト。パイレーツはこの回、筒香の先制打を含め3本の適時打で3点先制した。

第2打席は3回1死から右飛で凡退したが、5回無死一、二塁の第3打席は左前に適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。

第4打席は中飛で、この日は4打数2安打2打点でチームの勝利に貢献。左腕マイリーから2安打を放ったことについて、「特に意識しすぎることなく、なかなか表現は難しいですけど、大まかに言うと甘い球をなんとなく待っていたという感じです。投手にかかわらず、打てるともちろんうれしいですし、何よりチームが勝てたことが一番だと思います」と振り返った。